こんにちは、トラオです。
今日は、映画やドラマのエキストラ参加時に、持っていくべき&あった方が良い便利なものを紹介したいと思います。
撮影現場には事前に指示されたものを持っていくのは当然ですが、現場からの指示は当然ながら”撮影に必要なもの”しか指示されません。でも実際には天気だったり、待ち時間だったり、現場に行くと、「あーアレ持ってくればよかったなー」と思うことが結構多いのです。
トラオ
そんな中でも、これだけは是非!と思うものを10個選びました。明日現場に行く方!ぜひ忘れずに!
①携帯充電器(モバイルバッテリー)
エキストラは待つのが仕事!的なとこあります。
撮影現場での”待ち”は見学しているのも楽しいからいいのですが、待機部屋での待機はめちゃ退屈です。
そんな時もスマホがあれば、まあ時間は潰しやすいかな。
アプリでお勉強やお仕事をしている人も。
- 待機場所での暇つぶしにケータイは必須。バッテリー切れしないように。
- 撮影現場でのケータイいじりは原則NGです。ケータイはあくまでも離れた待機場所で使う。
②本
時には数時間にもおよぶ”待ち”が発生することもあります。
天気待ちや、日が落ちるのも待つこともありますし、単にエキストラの出番が朝イチとそのあとは夕方までなし!なんてこともザラです。
スマホもいいけど、長時間はギガ消費も気になる・・なんて時は本!
読書時間に充てましょう。
- 読みたかったあの本や、今まさに撮影中の原作本やコミックを読むのもオツです。
- 荷物になるので、単行本や文庫サイズで。
③おやつ(シリアルバー ・ のど飴など)
撮影は朝イチだったり、深夜だったり時間がマチマチです。
ロケ弁が出るときもありますが、朝7時集合でも「朝食済みで集合してください」なんてこともありますし、撮影が押して昼休憩がなかなか取れないことも。小分けになったチョコスナックや、シリアルバーをポケットに忍ばせておくと結構助かります。
- あまり咀嚼音の出ないものにしておきましょう。ソフトクッキーとかグミとか。
- 台詞をもらった時は、のど飴で声が出るように。夏場は塩飴!
④日焼け止め
スタジオ撮影と外ロケ撮影は半々ってところでしょうか。外ロケの方が若干多いかな・・。晴れの日の撮影は春でも秋でも結構日焼けします。
指定された立ち位置にいたまま、テスト・ドライ・本番と数時間日差しを浴びっぱなしになることも多いので、日焼け止めを持っておくことをお勧めします。
- 小さいリキッドタイプをポケットに入れておくと、ちょっとした隙に使えるので便利。
- 首のうしろや耳が特に焼けるので小まめに塗りましょう。
⑤扇子
扇子! 扇子です!
これマジであった方がいいです。夏場の外はもちろん、スタジオも結構暑いし、ちょっと歩いたり小走りしたりする程度の役でも、テスト・本番で何度も繰り返すと結構汗かきます。つい置きっぱなしにしてしまって失くすので、100均ので十分です。衣装の内ポケットに入れておきましょう。
- うちわや扇風機は移動中は良いですが、撮影中はかさばるので扇子の方が便利!
- 夏場のシーンでは、そのまま小道具として使うことも。
⑥折りたたみ日傘
これも扇子と同様に、女性に限らず男性にもお勧めします。日焼け対策としてはもちろん、真夏の外撮影では日傘をしているだけで暑さが大幅に軽減できます。2024年の夏は本当に暑くて、トラオもついに日傘デビューしました。
トラオのおすすめは「カインズ」の晴雨兼用の折りたたみ日傘!超軽量でUVカット。55cmサイズなら1000円くらいで買えます。
- 待機場所が外であることも多いので、突然の雨にも対応できるよう晴雨兼用の日傘がベスト!
- 荷物になるので出来るだけ小さくて軽いものを選びましょう。
⑦保温・保冷水筒 / ペットボトル用保冷ホルダー
現場でペットボトルの水やお茶をいただけることも多いですが、アテにして行ったときに限って無い・・なんてことも。心配なので結局毎回途中のコンビニで買っていくことになるのですが、結構不経済。最強は保温・保冷どちらもイケる水筒の持参です。
最近出てきた冷たいペットボトルも結構な保冷力があって夏場は便利。
- 毎回飲み物を買っていくのは不経済! 保温・保冷どちらもできる水筒持参が最強です。
- ペットボトルホルダーがあれば、夏場に凍らせたペットボトルも持参できる!
⑧安全ピン ・ クリップ
エキストラの衣装は基本的に自前ですが、警察官や医者・看護師・救急隊員などの制服モノの役柄をするときは衣装をお借りします。
ですが、事前にスリーサイズを提出していても、限られた衣装サイズの中で「自分にピッタリ♡」なんてものはほとんどありません。そんな時は裾丈や袖丈はクリップや安全ピンで自分で調整!内側に折り返して、安全ピンやクリップが見えないように留める!
- 安全ピンやクリップは見えないように留めましょう。やってるうちにだんだん掴めてくるはず。
- どうしてもサイズが合わない時は衣装さんに相談! 他の同じ役柄の人と交換してもらえることも。
⑨タオル(腰ひも ・ ベルト)
役によっては”汚れメイク”や“怪我メイク”をすることがあるので落とすときにタオルがあると便利。
また、タオルはウエスト調整にも使えます。袖丈や裾丈は安全ピンやクリップで何とか出来ても、ウエストがブカブカだったときは結構ピンチ。そんな時はタオルを腰に巻き、腰ひも(布の紐)やベルトで締めて”太る”!
- どうしてもウエストサイズが合わない時には、衣装さんに相談しましょう。その場でボタンホールを開けてくれたりします。
- タオルを肉襦袢にすることは時代劇撮影では当たり前にやります。太目の方が和服が似合うんですよね。
⑩帽子 ・ キャップ
場合によっては、現場で髪型を変える時があります。女性は髪を結んだり、ほどいたり。男性は整髪料をつけたり、時代劇だとカツラを被ったり。トラオも明治時代の役人の設定で、急遽めっちゃウエッティーな七三分けにされたことあります。エキストラにはシャワーなんてありませんので、そんな時はみんな帽子を被って帰ります。笑
- 服装にあった帽子を持参しましょう。(ハット・キャップ・ニットキャップなど)
- エニタイムフィットネスなどの会員の方は近くの店舗でシャワーを浴びてから帰ったり。トラオは面白がって七三分けのまま電車に乗って帰りましたが、帽子はあった方がいいです。
⑪<追加!> エコバッグ
申し訳ありません。10選のつもりがどうしてもこれはお伝えしておきたくなりました。
撮影終了時に、ロケ弁を持ち帰りでいただくことが結構あります。
撮影が押して時間が取れなかった時などに、「皆さんよかったらお持ちください」と言っていただけることがあるのですが、持ち帰り用の袋はないことも多いので、そんな時はエコバックがあると重宝します!
ロケ弁って結構美味しいお弁当が多いので嬉しいんですよね。
- ロケ弁は結構おいしいものが多いので、ぜひありがたくいただきましょう。笑
- 夏場のロケ弁は時間が経っている場合もあるのでちょっと注意が必要です。
以上、「これ持って行っておくと助かる場面多いよ」なものでした。
もちろん、これ以外にもハンカチや筆記用具など普通に考えて持っておくべきものはありますが、まあその辺は皆さん思いつくとおりだと思います。
他にも「こんなものが役に立ったよ!」などありましたらぜひ教えてください。
ではみなさま明日の撮影準備をして早寝しましょうー。